パブリックシリーズ
パブリックシリーズは、回収した使用済み食器を再生原料としたエコマーク認定商品です。
エコマークは、商品の生産から廃棄までのライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルです。
「第三者機関による審査によって使用が認められる制度」として、信頼性の高いマークです。
パブリック箸(強化R-PEN樹脂製)
エコマーク認定の環境にやさしい箸です。
学校等で使用されているE-エポカル(PEN樹脂製)をリサイクルした原料を使用しています。
転がりにくく扱いやすい八角形で箸先が太く折れにくいLOG TYPE。先端はシボ加工を施し食材をすべりにくくしました。
PEN樹脂製の商品は、着色の心配がないので、食材による色移りがありません。
(リサイクル原料を使用しておりますので、強度・耐久性が若干劣ります。)
パブリック・トレイ(R-PP樹脂製)
ポリプロピレンの特性を活かした軽量で使いやすいトレイです。
ポリプロピレンをリサイクルした原料を使用し、形状は、学校給食での使用を考慮した洗浄性と乾燥性に優れた実績のある形状を採用しています。
(リサイクル原料を使用しておりますので、強度・耐久性が若干劣ります。)
パブリック強化磁器
使用済の食器、破損した食器は、パブリック強化磁器の原料としてリサイクルします。
学校給食用強化磁器には、強度を強くするためにアルミナが配合されています。この貴重な資源であるアルミナの有効活用と廃棄物の抑制のために、食器回収システムを構築しています。回収した食器は、粉砕して15%以上配合した再生原料としてパブリック強化磁器に使用されます。パブリック強化磁器は、環境にやさしい商品としてエコマークを取得しています。
繕い(つくろい)
強化磁器の繕い(つくろい)
繕い食器を通じ、持続可能な社会の創り手を育む教育を。
「繕い」とは、物の大切さや伝統文化の認知、環境への意識向上を目的とした破損食器の修復プランです。日本では昔から“もったいない”という慣習があり、物を直して使い続けるという「繕い」(直し・継ぎ)の文化がありました。三信化工ではサステナブル精神に則り、「繕い文化」を継承しています。
※「繕い」をするとメタルマーク等の汚れが軽減されます。
※欠け部分が大きい場合、修復できない可能性もありますので、ご了承ください。
※運搬中の割れ・欠けにつきましては、補償の限りではありません。
ご要望の際は、最寄りの営業部・支店・営業所までお問合せください。
「繕い」は、グリーン購入法特定調達品目・役務(食堂)の配慮事項における、「修繕することにより再使用可能な食器」に対応しています。
新聞報道されました
2008年8月28日 「繕い」でエコ教育と食育(産経新聞)
2008年9月26日 給食で人気「つくろい食器」(朝日小学生新聞)
書籍に掲載されました
2017年 浅利美鈴監修『ごみゼロ大作戦』4巻 リユース、学校給食での取り組み 給食食器の「繕い」(P.30)、ポプラ社
E-エポカルのリサイクル
サステナブル・トレイ(R-PEN樹脂製)
新品原料は一切使用せず、使用済み食器を100%リサイクルしてできたトレイです。
E-エポカル(PEN樹脂製)をリサイクルした原料を使用し、形状は、学校給食での使用を考慮した洗浄性と乾燥性に優れた実績のある形状を採用しています。
※リサイクル原料を使用しておりますので、強度・耐久性が若干劣ります。また、商品個々に色合いや風合いの違いや、表面にラインや黒い斑点が生じる場合があります。
その他のE-エポカルのリサイクル 多目的皿 (R-PEN樹脂製)
新品原料は一切使用せず、使用済食器を100%リサイクルしてできた商品です。
学校給食で使用したE-エポカルをリサイクルした商品を開発しています。一例として、「多目的皿」は、植木鉢の受け皿として卒業式・入学式の花道に、また図工の時間で使用する絵具パレットに変身。学校給食で長年活躍した食器が、用途を変えて再び学校の別の場所で活躍しています。